ティラノサウルス・レックス

Tyrannosaurus rex
ティラノサウルス・レックス
Image © National Geographic Society
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早わかり

分類: 先史時代の生物
保護状態: 絶滅
食性: 肉食
体長: 12 メートル
ティラノサウルスとは、「暴君トカゲ」という意味である。

バスとの比較

プロフィール

 ティラノサウルス・レックスは地球上に存在した恐竜の中で、最大の肉食恐竜である。ぶ厚く重い頭蓋骨や、1メートル以上にもなるアゴが特徴だ。

 ティラノサウルスは体長およそ12メートル、体高4.6~6メートルだったことが化石により明らかになっている。強い太ももと長く力強い尾を使って素早く動き、長さ1.5メートルの巨大な頭蓋骨を持つ頭部で獲物に襲いかかった。

 のこぎりのように並ぶ円錐形の歯で、獲物の肉を突き通して捕らえ、強靭な首の筋肉を使ってはぎ取ったのであろう。2本指を持つ前腕は、おそらく獲物を捕らえることはできたであろうが、口まで持ってくるにはやや短か過ぎる。

 ティラノサウルスは一口で最大230キロの肉を食べることができたと推測されている。ティラノサウルスのふんを調査すると、粉々になったトリケラトプスやエドモントサウルスなど餌食となった恐竜の骨の化石が発見された。このことからティラノサウルスは、獲物の骨をかみ砕きながらエサにしていたことが判明した。

 ティラノサウルスは白亜紀後期、北アメリカの樹木で覆われた谷間に生息していた。そして、およそ6500万年前、白亜紀末期における大量絶滅の際に、ほかの恐竜とともに絶滅したと考えられている。

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