マンボウ

Mola mola
マンボウ
Photograph courtesy Gulf of the Farallones National Marine Sanctuary/NOAA
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早わかり

分類: 魚類
保護状態: なし
食性: 雑食
寿命: 飼育下: ~ 10 年
体長: 3.3 メートル
体重: 最大 2,250 キログラム
マンボウの肌には寄生虫が付きやすく、小魚や鳥までもがその寄生虫を食べにやってくる。

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 マンボウが弾丸の先端部だけのような形になるのは、生後は尾ビレが成長しないためだ。かわりに丸みを帯びた舵ビレが形成され、巨大な魚に成長する。体の色は銀色がかっており、肌はざらざらしている。マンボウの学名「Mola」はラテン語で「石うす」という意味で、丸みを帯びた形状を現している。

  マンボウは、硬骨魚網の中で最も重く、大型の個体は、縦4メートル、横3メートル、体重2トン以上にもなる。サメやエイはマンボウよりも重い場合があるが、これらの魚は軟骨魚網だ。

  マンボウは世界中の温帯および熱帯海域に生息する。海面近くで日光浴をしているのが頻繁に見られ、巨大な背ビレを海面に現すと、サメと間違われることも多い。歯はクチバシのように口と一体化しており、その比較的小さな口を完全に閉じることはできない。

  マンボウの皮膚には寄生虫が付きやすく、小魚や鳥がその寄生虫を食べに来る。マンボウは海面から3メートルの高さまで飛び上がり、水しぶきを作りながら着水し、寄生虫を振り払う。

  マンボウの泳ぎ方はぎこちない。その大きな背ビレと尻ビレを動かして進み、舵ビレで方向を決める。クラゲを好んで食べるが、小魚や大量の動物プランクトンと藻も食べる。人間を攻撃することはないが、非常に好奇心が強くダイバーに近付いてくることもある。

  個体数は安定していると考えられるが、しばしば漂流している刺し網にかかったり、ビニール袋などのゴミをクラゲと間違えて食べて喉を詰まらせたりすることがある。

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