チョウセンスズガエル

Bombina orientalis
チョウセンスズガエル
Photographed at Denver Zoo in Colorado
Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark
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早わかり

分類: 両生類
IUCNのレッドリストによる
危機の評価:
低危険種
食性: 雑食
寿命: 野生: ~ 20 年
体長: 3.8 ~ 5.5 センチ
体重: 28 ~ 56 グラム
チョウセンスズガエルの瞳孔は三角形である。

ティーカップとの比較

分布

プロフィール

 真上から見るかぎり、チョウセンスズガエルは何の特徴もないカエルだ。緑色で黒い斑点のあるこのカエルは、周りの植物の色にうまく溶け込んでいる。だが、彼らは危険を察知したとき、自身の本当の姿を見せる。

  チョウセンスズガエルは皮膚から毒液を分泌するが、事前にその事実を敵に知らせようとする。危険を感じると前足で立ち上がって背中を反らし、時には完全にあお向けになって、赤と黒の鮮やかな腹を見せる。捕食動物に対する反射行動として知られているこの動きは、食べたら死ぬぞと警告しているのだ。

  チョウセンスズガエルは中国北東部や韓国、ロシア南部に生息している。水生で、穏やかな小川や池で生活している。陸上では付近の針葉樹林や広葉樹林の中にいる。9月下旬から5月まで、腐りかけの丸太や落ち葉の山の中、時には小川の底などで冬眠する。

  チョウセンスズガエルは体長およそ5センチまで成長する。とがったイボで覆われた背中は、明るい緑色や茶色がかった灰色で、腹部にイボはない。

  オタマジャクシのときは藻や菌類、植物を食べ、成長すると、ミミズや昆虫、貝などのさまざまな無脊椎動物を食べる。

  チョウセンスズガエルはペットとして人気がある。生息域のあちこちで見かけられるため、特に保護下には置かれていない。

チョウセンスズガエル
Photograph by Zigmund Leszczynski/Animals Animals-Earth Scenes
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