ビルマニシキヘビ

Python bivittatus
ビルマニシキヘビの亜種( Python bivittatus progschai)
Photographed in Virginia Beach, Virginia
Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark
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早わかり

分類: 爬虫類
IUCNのレッドリストによる
危機の評価:
危急種
食性: 肉食
寿命: 野生: 20 ~ 25 年
体長: 5 ~ 7 メートル
体重: 最大 90 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 ビルマニシキヘビは、その美しい模様と普段はおとなしい性質から、爬虫類愛好家に人気の大型ヘビだ。しかし残念なことに、獲物を絞め殺せるほどに大きくなるヘビであるのに、適切な世話をしてもらえず、野生に戻されることも多い。飼い主を攻撃することがあり、時には死に至らしめることもある。

  ビルマニシキヘビは本来、東南アジアのジャングルや草深い湿地帯に生息しており、地球上で最大級のヘビの一種である。体長は7メートル以上、体重は90キロ、胴まわりは電柱ほどの太さにまで成長する。若いうちは木の上で過ごすことが多いが、成長するにつれて体の大きさと重みで木に登ることが難しくなり、主に地上で過ごすようになる。泳ぎも得意で、息継ぎなしで30分間も水中に潜っていられる。

  肉食で、主に小型の哺乳類や鳥を食べる。目はほとんど見えないが、舌を使ってにおい物質を感じ取り、アゴ近くにある熱感知器を使って獲物に忍び寄る。鋭い歯で獲物を捕まえ、体を巻き付けて締め上げ、窒息させて殺す。上下のアゴをつなぐ弾力のある靭帯のおかげで、獲物を丸のみすることができる。

  単独で行動し、複数でいるところが見られるのは、一般に春の交尾期のみだ。メスは1度に最多で100個もの卵を産み、2~3カ月にわたって卵を抱く。卵を温めるために、筋肉を継続的に収縮させたり震わせたりする。

  生息地の破壊やペット業界での需要が続いていること、皮や肉をねらった密猟のために個体数が減少している。

繁殖期のビルマニシキヘビ
Photograph by Joe McDonald/Animals Animals-Earth Scenes
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