ダチョウ

Struthio camelus
ダチョウ
Photographed at Omaha's Henry Doorly Zoo and Aquarium in Nebraska
Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark
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早わかり

分類: 鳥類
IUCNのレッドリストによる
危機の評価:
低危険種
食性: 雑食
寿命: 野生: 30 ~ 40 年
体長: 2 ~ 3 メートル
体重: 100 ~ 160 キログラム
ダチョウは、陸上動物の中で最も大きい直径約5センチの目を持っている。

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 飛べない鳥、ダチョウは世界最大の鳥である。アフリカのサバンナや砂漠に生息している。通常、植物の草や根、種などを食べ、水分のほとんどを植物から摂取する。厳しい生息環境においては、昆虫、トカゲなどの生物を食べることもある。
 
  ダチョウは飛ぶことはできないが俊足で強健なランナーだ。時速50キロで走り、最高速度は時速70キロにもおよぶ。走行中、方向を変えるために羽を「舵」として使うこともある。ダチョウの力強く長い足は、一歩が3~5メートルにもなり、恐るべき凶器としても機能する。ダチョウのキックは、人間やライオンのような捕食動物を殺すことができるのだ。2本指の足には長くて鋭いツメがある。
 
  ダチョウは一般的に10羽程度の小さな群れで生活している。群れを支配するオスは、グループの優位メスと交尾する。オスはグループ中のほかのメスと交尾することもある。また、はぐれたオスが劣位メスと交尾することもある。グループ内のメスはすべて優位メスの巣に卵を産むが、優位メスの卵はその中央に置かれる。メスとオスは交代で鶏卵の約25倍も重い巨大な卵を抱卵する。
 
  通説と異なり、ダチョウが砂に頭を埋めることはない。おそらくこれは、昔ダチョウの防衛行動を見て考えられたものと思われる。ダチョウは、危険が迫ると身を伏せ、目立たないように長い首を地面に押し付ける。ダチョウの羽毛は遠くから見ると砂地とよく調和するので、砂に頭を埋めているように見えるのだ。

ダチョウ
Photograph by Carsten Peter
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