オオフラミンゴ

Phoenicopterus ruber
ニューオーリンズ、オーデュボン動物園のオオフラミンゴ
Photograph by Michael Nichols
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早わかり

分類: 鳥類
保護状態: なし
食性: 雑食
体長: 90 ~ 127 センチ; 翼長 152 センチ
体重: 4 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 ピンク色の水鳥として知られているフラミンゴは、多くの大陸で温暖な湿原に生息し、汽水域、塩湖、アルカリ湖のような環境を好む。外観からは想像できないほど巧みに泳ぐが、実際は広大な干潟で成長し、そこで繁殖しエサをあさる。

 オオフラミンゴのように背が高いピンク色の鳥はほかにない。長く細い首はカーブを描き、先が黒く下に曲がっている独特のクチバシを持つ。クチバシが曲がっているおかげで、プランクトンや小魚などの小さな生物を食べることができる。干潟や浅瀬で、長い水かきのついた足を使って水底をかき混ぜる。そしてクチバシまたは頭部全体を水底に埋め、泥と水を吸い込んでその中のエサにありつくのである。フラミンゴのクチバシの先はフィルターのような構造になっていて、エサをより分けてから水分を吐き出す。

 フラミンゴのピンク色は、小エビなどの甲殻類をエサとするためだ。しかし、飼育下にあるフラミンゴは、そうした飼料が不足するとピンク色が薄くなってしまう。

 オオフラミンゴは、群れやコロニーと呼ばれる集団で生活してエサをあさる。数の多い方が安全であり、泥の中に頭を埋めている間は、それが捕食動物から身を守る手助けとなる。オオフラミンゴは繁殖も集団で行い、交尾が終わるとペアは交代で1つの卵を温める。生まれたばかりの幼いフラミンゴは白色や灰色であり、2年間はピンク色になることがない。また湿地や池が乾燥して食料が乏しい年は、フラミンゴは繁殖することができない。

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