アデリーペンギン

Pygoscelis adeliae
アデリーペンギン
Photographed at Faunia Zoo in Madrid, Spain
Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark
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早わかり

分類: 鳥類
IUCNのレッドリストによる
危機の評価:
低危険種
食性: 肉食
寿命: 野生: ~ 20 年
体長: 70 センチ
体重: 4 ~ 6 キログラム
アデリーペンギンの成鳥が近くの巣から小石を盗む行為が確認されている。

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 アデリーペンギンは、南極大陸とその周辺沿岸の小さな島々に生息している。冬は海氷の周辺海域で生活する。
 
  アデリーペンギンは、エビに似たオキアミなどのほか、魚やイカも捕食する。水深180メートルほどまで潜れることが確認されているが、通常はその半分程度の深さまでの海域でエサをとる。
 
  ほかのペンギンと同じく、アデリーペンギンは流線形の体形をしていて、泳ぎが得意である。往復で約300キロもの長距離を泳いでエサを取ることもある。
 
  繁殖期を迎える春(10月)には、南極大陸の海岸部の岩場に移動し、コロニーと呼ばれる大規模なコミュニティで生活する。コロニーには何千羽ものペンギンが集まる。
 
  陸に上がると、アデリーペンギンは営巣地を構築し、そこで小石を積み重ねて巣を作る。ペンギンは、よちよちとゆっくり歩くイメージだが、実際は歩行が得意であり、長い距離も歩ける。春の初めのまだ氷が崩れていない時期は、陸上の営巣地から海まで、50キロもの距離を歩いて移動しなければならないこともあるのだ。
 
  オスのアデリーペンギンは、つがいのメスがヒナを育てる手助けをする。間近で観察しない限り、オスとメスはほとんど区別がつかない。メスとオスは交代で2個の卵を温め、捕食者の攻撃から守る。エサが不足した場合、2羽のヒナのうち1羽が死んでしまうこともある。ヒナの孵化から約3週間後、彼らはヒナを置いて外に出るようになるが、その間、ヒナたちの安全を確保するために集団で生活する。ヒナは、約9週間で、自力で泳ぎ始める。
 
 

雪上を歩くアデリーペンギン
Photograph by George F. Mobley
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