マンドリル

Mandrill sphinx
カメラを見つめるマンドリル
Photograph by Tim Laman
(写真クリックで拡大)
早わかり

分類: 哺乳類
保護状態: 絶滅の恐れ
食性: 雑食
寿命: 野生: 20 年
体長: 90 センチ
体重: 35 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 マンドリルは旧世界ザルの中で最も大きい。用心深く人里から離れた場所に生活していて、生息地はアフリカ大陸の赤道付近に広がる熱帯雨林に限定される。

  マンドリルは恐らく、ほかのどの哺乳類よりもずっと鮮やかな色合いをしている。赤と青の皮膚を持つ顔や明るい色の尻によって、簡単に識別できる。特徴的なこれらの色は、興奮するとさらに鮮やかになる。犬歯は非常に長く約5センチにもなり、身を守るために用いる。マンドリルの仲間同士では、犬歯をむき出しにして互いに友好を示すこともある。

  通常、マンドリルは地上で生活している。エサとなる果実や草木の根、昆虫、爬虫類、両生類などを探し回るために長い腕を使って移動する。頬には袋があり、捕ったエサを後で食べるために貯めておく。生活の大半は地上で送るが、眠るときには木に登る。群れで生活する習性を持っており、1頭のオスがボスとなって、十数匹のメスと子どもを率いる。複数のオスとメスが集まり、200頭もの群れを形成する場合もある。

  この色鮮やかな霊長類は絶滅の危機に瀕している。多くのアフリカ人にとってマンドリルはごちそうで、食肉として狩猟されるのだ。また農地や居住地の拡大、熱帯雨林の減少により、彼らの生息域が縮小しているのも懸念材料だ。