Ursus arctos
川から現れるコディアックヒグマ
Photograph by George F. Mobley
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早わかり

分類: 哺乳類
保護状態: なし
食性: 雑食
寿命: 野生: 25 年
体長: 1.5 ~ 2.5 メートル
体重: 320 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 威風堂々たるヒグマは、北アメリカ北部やヨーロッパ、アジアに生息し、世界で最も広く分布するクマだ。世界最大のヒグマはブリティッシュ・コロンビア州沿岸、アラスカのコディアック島などに生息する。
 
  ヒグマは雑食で、メスと子どもを除いては単独で生活するが、集団を形成することもある。産卵のためにサケが遡上する夏期、アラスカの主な漁場では、ドラマチックな光景を目にすることができる。この時期、十数頭のクマが同じ場所に集まり、目前にせまった長い冬を前に栄養源となる脂肪を補給するため、サケを捕らえて豪快に食べる。秋には1日に40キロくらいのエサを食べるので、冬眠前の体重は春の2倍になる。
 
  成熟したヒグマは食物連鎖の頂点に立っているが、主に木の実や野イチゴ、果実、植物の葉や根を食べている。また、齧歯(げっし)類からヘラジカまでいろいろな動物も食べる。
 
  ヒグマは丘陵地の適切な場所に巣穴を掘って冬眠する。メスは妊娠したまま穴に入り、冬眠中に通常2頭の子どもを産む。子は春まで母乳で育ち、その後約2年半、母グマと行動を共にする。そのためヒグマは3年に1度しか出産しない。
 
  その巨体にも関わらず、ヒグマは非常に敏捷で、時速48キロで走ったという記録がある。特に、驚かされたり、母グマと子どもにかかわってしまったりすると、人間にとっても非常に危険な存在となる。

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