ハンドウイルカ

Tursiops truncatus
ハンドウイルカ
Photograph by Thomas P. Peschak, National Geographic Creative
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早わかり

分類: 哺乳類
保護状態: なし
食性: 肉食
寿命: 野生: 45 ~ 50 年
体長: 3 ~ 4.2 メートル
体重: 500 キログラム
ハンドウイルカは海面から5メートル近く跳び上がり、背面や側面から水しぶきを上げて着水するのが観察される。

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 ハンドウイルカは知能の高いことで知られており、多くの水族館のショーでカリスマ的な人気を誇っている。カーブを描く口元は永遠の微笑のように友好的で愛らしい。訓練により複雑な技を演じることができるのも人気の理由だ。
 
  この優雅な泳ぎ手は、海では時速30キロで泳ぐことができる。呼吸のために1分間に2回ないしは3回水面に浮上する。群れで移動し、キーキー、ヒューヒューといった複雑な組み合わせの音を発してコミュニケーションを取る。また、傷ついた仲間を群れで救出し、水面まで浮上させることもある。
 
  ハンドウイルカは反響定位をうまく使って獲物を追跡する。彼らは1秒間に1000回ものクリック音を発する。その音は水面下を進み、獲物に到達すると発信元のイルカまで跳ね返り、その位置や大きさ、形状などを伝える役目を果たす。主なエサは海底付近に生息する魚だが、エビやイカなども食べる。この賢い生物は、残り物にありつこうとして漁船の後を追うこともある。
 
  ハンドウイルカは、熱帯の海や世界中の暖かい海に生息する。かつては肉と、ランプや料理に使う油を目的として乱獲されたが、現在ではイルカ漁は制限されている。

※本記事中、イルカの分類情報に誤りがありました。正しくはハンドウイルカ、シャチはマイルカ科、シロイルカはイッカク科です。お詫びして訂正いたします。(2017/11/8)

潜水の準備をするハンドウイルカ
Photograph by Bill Curtsinger
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