Orcinus orca
水面から飛び出すシャチ
Photograph by Gerard Lacz/Animals Animals—Earth Scenes
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早わかり

分類: 哺乳類
保護状態: なし
食性: 肉食
寿命: 野生: 50 ~ 80 年
体長: 7 ~ 10 メートル
体重: 最大 5,443 キログラム

バスとの比較

分布

プロフィール

 オルカとも呼ばれるシャチはマイルカ科最大の種で、食物連鎖の頂点に位置する。 彼らは長さ10センチメートルにもなる歯を使って、アザラシやアシカ、クジラといった海生哺乳類を捕食する。彼らは氷の上のアザラシを捕まえることでよく知られているが、魚やイカ、海鳥なども食べる。

 シャチは通常、水温の低い沿岸海域に生息するが、極域から赤道までの広い範囲に姿を現す。

  最大40頭程度の家族で群れを作り、集団で狩りをする。定住型と回遊型の個体群があり、両者は獲物も、その捕獲方法も異なる。定住型のシャチは魚を好む傾向があり、回遊型のシャチは海生哺乳類を獲物とする。どちらの群れも、オオカミの群れのように集団で効果的に獲物を捕らえる。

 シャチは仲間とのコミュニケーションのためにさまざまな音を出す。それぞれの群れにはそのメンバーが遠くからでも認識できる固有の音がある。彼らは互いのコミュニケーションと狩りに反響定位(エコロケーション)という方法を用いる。音を出し、その音が海水を伝わり、対象物に当たって跳ね返るのを利用して、対象の位置、大きさ、形を把握するのである。

 子どもを守ることに熱心で、若いメスはしばしばほかの母親が子どもの世話をするのを手伝う。メスは3~10年に1度、17カ月の妊娠期間を経て出産する。

 シャチは、その白黒の独特な模様ですぐに見分けがつく。知能が高く、調教できるため、水族館の人気者となっている。これまでに人間によって大量に捕獲されたことはない。