ジャイアントパンダ

Ailuropoda melanoleuca
ジャイアントパンダ
Photographed at Zoo Atlanta in Georgia
Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark
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早わかり

分類: 哺乳類
IUCNのレッドリストによる
危機の評価:
危急種
食性: 雑食
寿命: 野生: 20 年
体長: 1.2 ~ 1.5 メートル
体重: 136 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 ジャイアントパンダは竹に対して貪欲だ。平均的な個体は1日の半分を食事に費やし、1日に何十回も排泄する。食欲を満たすには約13キロもの竹が必要なのだ。手首から長く伸びた指状の突起を使い、竹の葉をむさぼるように食べる。鳥や齧歯(げっし)類も捕食することがある。
 
  野生のパンダは、中国中央部の山岳地帯にのみ生息している。背の高い竹林は、パンダの好む涼しくて湿った環境だ。夏には山の斜面で食物を得ようと、標高4000メートルの高さにまで登ることもある。うしろ足を前に投げ出して座り、竹を食べる姿がよく見られる。そのため、いつも座っているように思われているが、実際は木登りや泳ぎがとてもうまい。
 
  ジャイアントパンダは単独で暮らす。オスは鋭い嗅覚によってほかのオスを避け、春には繁殖のためにメスを見つけ出す。5カ月の妊娠期間を経て1~2頭の子どもを産むが、双子の場合は片方しか育てられない。生まれたてで、まだ目の見えない子どもの体重は140グラムほどしかなく、生後3カ月になるまで這うこともできない。生まれたときの体色は白で、成長するにつれて、あのなじみ深い白黒模様が表れる。
 
  野生ではおよそ1800頭が生息している。100頭ほどが動物園で飼育されており、最高の人気を博している。野生のパンダは非常に数が少ない上になかなか姿を見せないので、パンダについてわれわれが知っていることのほとんどは、動物園でのパンダ研究によるものである。

エサを食べるジャイアントパンダ
Photograph by Michael Nichols
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