インドサイ

Rhinoceros unicornis
インドサイの親子
Photographed at Fort Worth Zoo in Texas
Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark
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早わかり

分類: 哺乳類
IUCNのレッドリストによる
危機の評価:
危急種
食性: 草食
寿命: 野生: 40 年
体長: 全長 4 メートル; 肩高 最大 2 メートル
体重: 2000 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 インドサイは北インドやネパールに生息する。この動物はアフリカに暮らすサイと区別しやすい特徴がいくつかある。ぶ厚い皮膚は鎧のように見え、その間に伸縮可能なひだ状の柔らかい皮膚がある。イッカクサイとも呼ばれるように、インドサイにはツノが1本しかない。
 
 ほかのサイと同様に、インドサイも鋭い聴覚と嗅覚を持つ。地面に残されたにおいの痕跡によってお互いを探し当てることができる。インドサイは刺激を受けると非常に俊敏に動き、時速50キロで突進することもある。巨体であるにもかかわらず敏捷で、跳ねたりすばやく方向転換したりすることもできる。
 
 インドサイは丈の高い草の間を踏み固めて獣道を作り、エサを採るために移動する。インドサイは果実や葉、時には農作物も食べる。水辺で水草を食べることもある。彼らは日中の暑さを避けて、涼しい朝か日の落ちた夕方に草を食む。日が昇ると通常は水溜りの中で転げ回ったり、水中に潜ったりして涼む。
 
  突き出したツノはインドサイの特徴である反面、絶滅の危機の原因にもなっている。硬い毛のようなこのツノは中国や台湾、香港やシンガポールなどで伝統の薬として珍重されたため、多くのインドサイが捕獲されてきた。また、ツノは北アフリカや中東では装飾用としても使われている。現在インドサイは、約2500頭しか生存していない。

インドサイ
Photograph by Anup Shah/Animals Animals?Earth Scenes
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