イボイノシシ

Phacochoerus africanus
イボイノシシ
Photograph by Chris Johns
(写真クリックで拡大)
早わかり

分類: 哺乳類
保護状態: なし
食性: 草食
寿命: 野生: 15 年
体長: 肩高 76 センチ
体重: 54.5 ~ 113 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 イボイノシシは家畜のブタの仲間だ。この動物はどう見ても美しいとはいい難い。頭部には体を保護するためのイボがあり、4本の鋭いキバも持っている。体毛は薄いが、背中にはまばらな毛や厚めのたてがみが生えている。

  外見は獰猛だが、イボイノシシは基本的には草食動物である。草や植物を食べ、その鼻を使って木の根や球根をかき出す。驚いたり攻撃を受けたときには、時速約50キロという速さで走ることができる。

  イボイノシシは適応能力が優れており、乾季の数カ月間は、長期間にわたって水を飲まなくても生きていける。水場にたどり着いたときは、体を冷やすために水中に潜ることもある。また、同じ理由により泥の中を転げ回ることもあり、同時に体についた虫も落とす。鳥がこの虫駆除の手伝いをすることもある。鳥たちはイボイノシシの背中に乗り、皮膚にへばりついた小さな生物を食べてくれるのだ。

  イボイノシシはツチブタが捨てた空の巣穴を再利用することがある。戦うよりも逃げることが得意であるため、こういった隠れ場所を探し回るのだ。通常は臀部から巣穴に入り、キバで入り口を守る。

  イボイノシシは巣穴で出産する。メスは1度に2~4匹子どもを生み、約4カ月間授乳する。

動物大図鑑トップへ