アカカンガルー

Macropus rufus
アカカンガルーの接写
Photograph by Anne Keiser
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早わかり

分類: 哺乳類
保護状態: なし
食性: 草食
寿命: 野生: ~ 23 年
体長: 頭胴長 1 ~ 1.6 メートル; 尾 90 ~ 110 センチ
体重: 90 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 アカカンガルーは世界最大の有袋動物だ。メスは1度に1頭を出産するが、産まれたての子どもはサクランボよりも小さく、出産後すぐに母親の袋(育児嚢)の中にもぐり、通常2カ月間はその袋の中で成長する。8カ月になるまで、子カンガルーは「ジョーイ」と呼ばれる。母カンガルーの袋から出て、歩けるようになった後も、危険を感じるとその中に飛び込む。成長するにつれ、子どもの頭や足が育児嚢からはみ出すようになる。
 
  メスはオスよりも体が小さく体重も軽いので、より速く走ることができる。青っぽい毛で覆われているため、オーストラリアでは「ブルー・フライヤー」とも呼ばれている。オスのほうが大きく、がっちりとした体格をしている。
 
  ほかの動物と同様、カンガルーのオスもときおり、繁殖相手をめぐって争う。その際は頑丈な尾で身体を支え、まさに「ボクシング」のように前足で蹴り合う。また、ディンゴなどに出くわしたときには、噛みついたり、鋭いツメで引っかいたりすることもある。力強い後足を利用して高速で飛び跳ね、その速度は時速約60キロに達する。1回の跳躍で8メートルを跳び、2メートルの高さまでジャンプすることができる。
 
  アカカンガルーは「モブ」と呼ばれる群れを形成する。オーストラリア大陸の先住民であるアボリジニやヨーロッパ系オーストラリア人たちは、何世紀にもわたって広大な土地の開拓や水資源確保の工事を行ってきたが、それはカンガルーの増殖にとっても有益であった。何百万頭ものカンガルーがオーストラリア大陸で生息しているが、その皮や肉のために毎年相当数が捕殺されており、最近では食用としての人気が高まりつつある。