第115回 スルタンを虜にしたパレスチナのお菓子

 ほとんどの日本人が新聞の国際面やテレビのニュースでしか目にしたことがない外国の地がある。パレスチナだ。パレスチナは地中海東岸地域の古くからの名称だが、1947年、国連決議によりユダヤ国家とアラブ国家に分けられ、翌年、ユダヤ国家であるイスラエルが誕生した。

 67年に起きた第三次中東戦争では、イスラエルがパレスチナ全土を占拠。95年からはヨルダン川西岸とガザ地区にてパレスチナ自治政府が自治を行っているが、度重なるイスラエルとの対立が報じられている。今年の夏にも、イスラエル軍がパレスチナのガザ地区に侵攻、多くの死傷者が出た。。

ラマッラのレストランのテラスでくつろぐカップル

 不安定な政情を抱えるパレスチナだが、実は年間2~3万人前後もが、日本から旅行で訪れる場所でもあるという。教えてくれたのはパレスチナの観光振興にかかわる観光プロモーション専門家の碓氷晶子さん。「パレスチナには国境がないため正確な日本からの観光客の数はわかりませんが、この地を訪れる方の多くはイスラエルやヨルダンとパレスチナをセットにして周るツアーに参加されるようです。平常時はとてものんびりして穏やかなところなんですよ」

 碓氷さんは年4回はパレスチナに飛び長期滞在をするそうだが、特に自治政府議長府のある西岸中部の街ラマッラなどはレストランやカフェも多く、人々は店のテラスでゆったりとくつろぐのだという。

写真はラマッラのチョコレートショップ。好きなチョコレートを選んで買える

隊員のおやつなつぶやき