第2回 まるで宇宙生物! イカを解剖してみよう

心臓は何個ある?

 エラの付け根に肌色のものがあります。これは心臓です(エラ心臓)。エラは1対(2つ)あるので心臓も2つ…? いえ、左右のエラ心臓につながった、もうひとつの心臓があるのです。イカは心臓を3つ持っているのです。

 取り出すときはまずエラを外套膜からはがし、ひっぱりあげるようにすると、肌色の臓器も持ち上がってくるので、うすい膜などをハサミで切っていきます。反対のエラも同じようにすると、中心にある3つめの心臓がわかりますので、まわりの臓器を傷つけないように取り出します。

 エラを取り出せたら、コップに水を入れて、その中で揺らしてみてください。エラはフサフサになってしまいます。でもなぜフサフサなのかを、エラのはたらきから考えてみてください。外套膜に海水を含むのは推進力を得るためだけではなかったのですね。

さわって確かめよう消化器官

 さてさて、次は消化器にまいります。でもまだ口すら見つかっていませんね。口はじつは足の付け根にあるのです!

 足の付け根は丸くなっていて、その真ん中に球状のものがあります。これを口球といい、そこから食道が延び、胃へとつながっています。
 足の付け根のところを丁寧に切ると・・・