第2回 まるで宇宙生物! イカを解剖してみよう

イカ。この写真はスルメイカではありません。(Photograph by [cipher])

 子どもが必ず興奮する実験レシピ、2回目は生き物を探ってみましょう。生物の学びは採集・飼育・観察など、さまざまなアプローチがありますが、1つの個体をじっくり調べることも有効です。

 そこで今回登場するのは魚屋さんでよく見るイカ!

 新鮮なものは刺し身で、または焼いて食べるとおいしいですね。しかしこのイカ、じっくり調べていくと非常に興味深いものなのです。今回はイカの解剖にチャレンジです!

まずは外形を観察してみよう

●用意するもの
スルメイカ(できるだけ大きくて新鮮なものが望ましいが、冷凍でも可能)、あれば薄手のゴム手袋、まな板

 今回使うスルメイカは動物界・軟体動物門・曲体亜門・イカ綱(頭足類)・イカ亜綱(鞘形類、二鰓類)・ツツイカ目・スルメイカ亜目に属します(生物学辞典 第4版 岩波書店より)。動物の分類は諸説あり、まだ仮のものといわれていますが、生物分類表を調べると、その生物が進化の過程においてどのような位置にいるかがわかります。

 この分類表によると、先日話題になったダイオウイカも同じ仲間です。あんなに大きいイカと魚屋さんのスルメイカが同じ仲間なんて驚きです。他にも実は貝類が近縁であることもわかります。ひと口にイカといってもいろいろな種類がありそうです。スルメイカの解剖が終わったら、別なイカにチャレンジするのもよいと思います。