こんなにも違う! 10ドルの食事比較

 おなかがペコペコで、冷蔵庫は空っぽ、財布には10ドル(約1000円)。そんなとき、夕食のメニューは何にする?
 ファストフード? それとも食材を買って自炊?

 最近は栄養より時間が決め手になる場合が多い。「家で料理をするには事前の計画が必要ですから」と、米国農務省の経済学者ジェシカ・トッドは話す。

$10 でファストフードを買う場合
(マクドナルドの代表的なメニュー)

ビッグマック 3.99ドル
マックフライポテト(Lサイズ) 2.40
フルーツ&ヨーグルト・パフェ 1.00
クッキー(3枚) 1.00
ソフトドリンク(Lサイズ) 1.49
合計 9.88ドル(約988円)(※すべて米国での価格)
(イラスト: JOHN GRIMWADE AND HAISAM HUSSEIN)

$10 で食材を買って料理する場合

牛乳(約2リットル) 1.99ドル
サヤインゲン(約200グラム) 1.35
小麦パン(1斤) 2.49
ピーマン(1個) 1.19
バナナ(2本) 0.40
鶏ドラム肉(2本) 1.71
ブロッコリー(1株) 0.80
合計 9.93ドル(約993円)(※ワシントンD.C.での一般的な食品価格)
(イラスト: JOHN GRIMWADE AND HAISAM HUSSEIN)

 トッドの研究によると、不景気だと外食の回数が減るという。家にいて料理をする時間が増えるからかもしれない。

 米労働統計局の調べによると、自炊する場合の所要時間は買い出しから片付けまでで平均128分なのに対し、ファストフードなら移動を含めて34分。まさに「早く(ファスト)」済むのだ。