新宿・コニカミノルタプラザで開催中(6月24日まで)の ポール・ニックレン写真展「Remote Regions 辺境の生命」にお邪魔してきました。

 本誌読者ならご存じの方も多いと思いますが、ポール・ニックレンと言えば、冷たい極圏の海に潜って、ホッキョクグマやペンギンのすごい写真を撮ってくる、ナショナル ジオグラフィックを代表する写真家。数えてみたら、これまで16本もの特集記事を担当していました(ナショジオの写真家は取材に何カ月もかけるので、1年に1本特集できれば良いペースと言えます!)

 今回展示されたのは、いずれもそうした特集の巻頭を飾ってきた代表的な写真たち。
 世界報道写真賞を受賞した“海を飛ぶ”コウテイペンギン、水面に反射して2頭に見える水中のホッキョクグマ、森の精霊と呼ばれる白いクロクマ、そして写真家がその光景を見て涙したという海のユニコーン「イッカク」など、31点の写真が大きく鮮やかなパネルで展示されています。まさしくニックレンの魅力を凝縮した写真展です。

「たとえばペンギンにしても、ただかわいいだけの写真ではありません。スピード感や、食べたり食べられたりといった、動物の実際に生きる姿を表現しています」と、今回の写真展を企画し、これまでもナショナル ジオグラフィックの写真家を数多く起用してきたコニカミノルタプラザの福士さんは言います。
「写真家さんの力を借りることで、生物の多様性や生物同士のつながり、連鎖を、この展示を観に来て下さった方々に伝えていけたらいいなと思います」

■ポール・ニックレン写真展「Remote Regions 辺境の生命」
会場/ コニカミノルタプラザ・ギャラリーA(東京・新宿)
会期/ 2014年5月30日~6月24日 入場無料
詳細はこちらから
http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2014june/paul/

■写真家 ポール・ニックレン――プロフィールや彼が担当した全16本の特集をご紹介
/nng/article/20110810/280554/

■ポール・ニックレンの写真も収録! 写真集「ザ・ワイルドライフ・フォト 10人の巨匠 傑作選」
ナショジオでもお馴染みの10人が、自らの野生生物写真の中から珠玉の10枚を選んで掲載する写真集です。
/nng/sp/wildlife/

 ちなみにお隣りのギャラリーB、Cでは高砂淳二さんの写真展「ASTRA」が開催されておりました。ウユニ塩湖の星空、イースター島のモアイと星空など、なかなか訪れることのない場所の美しい夜の風景です。「自分たちが住んでいる宇宙の素顔を感じとってもらえたら」とのこと。ナショナル ジオグラフィック日本版にも近々ご登場いただく予定です!

■高砂淳二写真展「ASTRA」
http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2014june/astra/