第2回 歴史の移行期に直面する紛争地帯の人々

――「アフガニスタンの少女」に出会う以前にも、マッカリーさんは何度かアフガニスタンに行っているのですか。

 10回くらいは行っていますね。

 最初にアフガニスタンに行ったのは、1978年に同国の紛争が勃発したころ、ソビエト軍が侵攻する直前でした。このときは民族衣装を着て変装し、服にフィルムを縫いつけて国境を越えました。

――頭にターバンを巻いて、シャルワルカミーズ(アフガン服)の上下にベストといういでたちですか。

 現地でもずっとその服装で過ごしました。夜、寝るときもね。ゆったりした服なので、そのまま寝ても楽です。このときに撮った写真は、アフガニスタン紛争を初めてとらえたものとして、世界中で発表されました。

――マッカリーさんの作品には、アジアの国々を題材にしたものが多いですね。それも紛争地帯が多いように思います。アフガンに入る以前も、紛争地帯の取材が多かったのですか。

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