祝!『微生物ハンター、深海を行く』刊行 番外編

カリブ海からオラ、コモエスタス?

6月、高井研さんは「しんかい6500」で、カリブ海にある“世界で最も深い”熱水噴出孔を調査、その模様をインターネット生放送することに世界で初めて成功されました。今回はご本人にその後日談を報告いただきましょう。本連載「青春を深海に賭けて」の書籍化告知を兼ねて。

とれとれピチピチのチムニーを片手に奇声をあげ、喜びの儀式を捧げるワタクシ。(提供:JAMSTEC)

みなさん。オラ、コモエスタス(こんにちは。お元気ですか)?
久しぶりにWebナショジオに舞い戻ってきたJAMSTECのタカイケンです。

最初味わってみた時は「うっ。なんかクドくて濃ゆくてお腹にもたれるわー」と思うのに、なぜかその味の中毒患者になり、いつの間にか1週間も食べないと夜な夜な禁断症状まで発症するようになるという、京都で学生時代を過ごした人々の青臭い青春の一ページに郷愁とともに必ず記録される「天下一品」のコッテリラーメン。

そんな「天下一品」のコッテリラーメンのような味わいも無くもないワタクシのコッテリ・ネットリとした文章を待ちわびて禁断症状で苦しんでいた方も全国で1031人ぐらいはいたのではないだろうか? いや決していない(反語)。

ワタクシは今、さんさんと太陽が照りつける海面が鏡のように滑らかで穏やかな、サービス残業で身も心もお疲れのオフィス・レイディ(略してOL)が、思わず「サンオイル 背中に塗ってと 水着の上 外しながら 寝そべっ」てしまいたくなる「真夏のCaribbean good!」からサービス残業的原稿を書いています。

実は、ワタクシがおよそ2年弱、このナショジオWebにヘロヘロと連載してきた「青春を深海に賭けて」が、なんと、最新情報(著者の心変わりとも言う)に更新しつつ、新たなエピソードを加えつつ、よりポップカルチャー・テイスト(マニア臭)を醸し出しつつ、「微生物ハンター、深海を行く」というタイトルで劇的ビフォー・アフターされ、無事7月6日にイースト・プレスから発売されることになりました。パチパチパチ。

そんな折、「おい。本の宣伝をさせてやるから、盛り上がった「しんかい6500」ライブ中継に関する原稿でも寄こせや! もちろんタダやで」。そんな大阪の天王寺界隈の風情を残すナショジオ日本版Web編集長からのナマ温かい依頼(メール)が地球の裏側にまで届いたのです。



『微生物ハンター、深海を行く』(高井研 著)

Webナショジオの好評連載「青春を深海に賭けて」が本になりました。連載の熱気そのままに書き下ろし番外編を加え、高井さんが深海を駆け巡ります!

384ページ・本体1600円+税
発行:イースト・プレス

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