第15話 コテコテラーメンの前で「待て!」?

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 薪にも、いろいろある。

 新しく切り出してきた木のものや、何年も経った古いもの。脂の乗った木のものや、水分の多い木のもの。

 ただ燃やせばいいというものではない。

 よく、薪はしっかりと乾燥させなければならないと聞くが、スティーブにしてみれば、「それは、街の人の薪の使い方だよ」と言う。

 要するに、薪の乾燥と言えば、水分量のことばかり気にしていたけれど、これは単に水分が抜けたほうが火が付きやすいという問題ではなかったのだ。

 実は、木に含まれる脂成分のほうが厄介な話で、生木を燃やすと煙突内に脂分が付着しやすい。

 言ってみれば、何年も揚げ物をしていると、天井がベタベタになってしまう、それと同じで、その脂分に火が引火して、煙突火災を起こすことが多いのだ。