北海道美瑛町の「青い池」に初雪が降る写真で、ナショナル ジオグラフィック写真コンテスト2011のNature部門奨励賞を受賞。本誌2012年11月号では、その「青い池」の写真をはじめ、色とりどりの美瑛の風景を紹介した(上に本誌未掲載作品を含めたフォトギャラリーとして掲載)。

 1960年札幌市生まれ。小さい頃から写真が好きで、中学時代は写真部の部長をつとめた。新聞社のコンテストで入賞したこともある。社会人になって写真から離れた時期もあったが、美瑛の風景で知られる写真家、故前田真三氏の作品に出会って感銘を受け、2001年、同町に移住した。現地でオーベルジュ(料理宿)を経営しながら、撮影を続けている。

 こだわるのは色。

 デジタルカメラで撮った生のデータ(RAWデータ)を色調整したり、レタッチしてJPEG画像に変換する“デジタル現像”に、撮影と同じかそれ以上に時間とエネルギーを費やす。

 「目指しているのは網膜に映る自然な色の再現。新しい風景写真のジャンル『Retina Photo』を提唱しています」

 北海道の自然や文化を、世界に向けてどんどん発信していくつもりだ。

『ナショナル ジオグラフィック日本版』2012年11月号「写真は語る」に、写真を追加して掲載した。