番外編 日本人参加者に聞いたリオ+20の評価

 リオ+20が6月22日に閉幕した。本会議直前まで交渉が終わらなかった成果文書も無事に採択された。ただし、会期前より話題になっていた、生物多様性に配慮した環境にやさしい経済「グリーンエコノミー 」については具体的な実現まで触れられておらず、各国の自主性に任せるという内容になった。

 確かに成果文書は現状の確認が多く、グリーンエコノミーも踏み込んだ内容にならなかった。しかし、現場でリオ+20を肌で感じていた人たちは決してマイナスな印象をもっていなかったようだ。現地で、日本からの参加者にリオ+20の成果について話を聞いた。

■地球サミット国内準備委員会共同議長/三菱総合研究所理事長 小宮山宏氏
 いろいろな意見があると思いますが、各国の主要な人物、また市民やNGOが一堂に集まり顔を合わせてこれからの未来を考えるということはメリットがあります。バーチャルな世界にはない人の良心の共鳴がリオで見られました。また、これからの10年、持続可能な世界を作っていくにあたって、日本の持つ技術や科学を活用することで世界にモデルケースとして見せることができます。日本の役割は大きいと思います。

三菱総合研究所理事長で、国内準備委員会共同議長の小宮山宏氏。(写真クリックで拡大)

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