ピープルズサミットで声を上げるブラジル先住民。(写真クリックで拡大)

 およそ130カ国が集まるリオ+20。各国の要人や政府関係者だけではなく、地球環境に意識のある多くの市民も様々な形で参加する。第2回のこのレポートでは参加者たちがリオ+20にどういった期待を持っているかということに焦点をあててみよう。

ブラジルに根深く残る先住民との共存という問題

 本会議場のあるリオ・セントロから車で1時間以上離れたところにあるのがフラメンゴ公園だ。サントス・ドゥモン空港からフラメンゴ海岸に沿って広がる1200万平方メートルの広大な敷地には、ダリやピカソの作品を収蔵する近代美術館や第二次世界大戦の戦没者慰霊塔、サッカー場などがある。

 地球サミット開催中、ここフラメンゴ公園ではピープルズサミットと呼ばれる、市民が主体となって作り上げるイベントが催される。フェアトレードのコーヒー豆や、ヒッピーのような人々がつくったアクセサリー類などが売られる中、多くの団体がデモンストレーションを行う。

ダンスや歌など、アピールの仕方は様々。(写真クリックで拡大)
中国の民主活動家や政府に都合の悪い報道をするジャーナリストなど、政治的な理由で捕らわれた人々の解放をアピールする団体。(写真クリックで拡大)

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