第1回 地球サミットって何?

 「If you don't know how to fix it. Please stop breaking it. (直し方のわからないものを、これ以上壊さないでください)」

 20年前の1992年、ブラジルのリオデジャネイロで、最初の「地球サミット」が開催された。そのとき12歳の少女が世界に訴えたのがこの言葉だ。このフレーズに、会議に参加していた大人たちは静かに耳を傾けていた。

 “伝説のスピーチ”と呼ばれ、今でも語り継がれるその演説を行った少女の名はセヴァン・スズキ。カナダ出身でこの日のためにお小遣いをためてブラジルにやってきた。理由はひとつ。自然豊かなカナダですごす彼女は、日々進行する環境破壊に、自らの未来が不安になったからだ。

 同サミットは、「持続可能な世界」を実現するために開催された国連最大級のイベント。各国の首脳級の要人が集まり、数日間にわたって話し合いが行われた。

 あれから、20年。
 10年に1度開催されるこの会議が再びリオに戻ってきた。20年後のリオという意味で、今回の地球サミットはリオ+20と呼ばれている。あのときの少女との約束は実現されているのだろうか・・・・・・。

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