第1回 地球サミットって何?

地球が抱える問題を確認し、新しい未来を共有する

 世界人口はすでに70億を超え、地球はかつてないほど様々な問題を抱えている。これから先、どうすれば持続可能で平和な世界を実現できるのか。それぞれの国が考え、合意形成を目指す機会が「地球サミット」だ。

 国連の会議と聞くと、自分とは関係がないと感じる人がいるだろうが、実はそうではない。国連は参加国に「マルチ・ステークホルダー・プロセス」による「国内準備委員会」を事前に設置することを推奨している。

 「マルチ・ステーク・ホルダー・プロセス」とは複数のステークホルダー(利害関係者)が対等な立場で意思疎通を図る考え方で、これが推奨されているということは、地球サミットは誰かのものではなく、地球で生活をするあなたのものだという意図が込められている。たとえば日本でも、前東大総長の小宮山宏氏を議長とする国内準備委員会が組織され、昨年、成果文書案への提案を募集した。

 では、地球サミットの中ではどういった会議が行われているのだろうか?

今回の地球サミット(RIO+20)のキャッチコピーは「The Future We Want」。本会議場ロビーで掲げられているロゴの下には、テーマとなるトピックがパネルやスクリーンで紹介されている。(写真クリックで拡大)