第1回 マウンテンゴリラの赤ちゃんがかわいすぎる件

ダイアン・フォッシーが表紙を飾った1970年1月号(写真クリックで拡大)

 ダイアン・フォッシーだ。

 シガニー・ウィーバーが主演した映画「愛は霧のかなたに」で彼女をご存じの方も多いのではないだろうか。あるいはフォッシー自身の著書『霧のなかのゴリラ―マウンテンゴリラとの13年』を通して。

 とにかく、野生ゴリラ研究の開拓者の1人で、研究分野を切り拓いたカリスマである。彼女が1967年にルワンダに設立した「カリソケ研究所」(火山群の中の2つの山、カリシンビ山、ビソケ山の間にある鞍部に最初のキャンプを作ったのが名前の由来)は、今もゴリラ研究の世界的中心のひとつに挙げられる。

こうしてガイドツアーに参加すれば、ほぼ100%マウンテンゴリラに出会える。(写真クリックで拡大)

 ダイアン・フォッシーは研究のために「人付け」に成功し、保護にも力を尽くした。おかげで、マウンテンゴリラたちが厳しい状況を生きのび、繁殖し、「観光ゴリラ」まで出現し(観光に出されない「研究ゴリラ」もいる)、野生の姿を容易に見られるのだ。

 というわけで凄く長い前置きになったけれど、今回の研究室訪問の相手は「ダイアン・フォッシー」だ。

 類人猿好きの人なら、え? と思うだろう。