• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

  • 二風谷で共同生活していた男女の息子シンタ君たちが、北海道平取町の川で遊ぶ。
  • 二風谷のアシリレラさん宅の敷地。昔ながらの茅葺きの家が現役で使われ、そこだけタイムスリップしたような空間だ。
  • 自分たちで建てたアイヌ語学校で、ウポポ(歌)の練習をする。多いときは20人ほどが学んでいた。
  • 祈るアシリレラさん。
  • マタンプシ(はちまき)に刺繍をしながら、けんかをして泣く孫のアカネちゃんをあやすアシリレラさん。
  • 伝統的な茅葺きの家の中で遊ぶ子どもたち。
  • アシリパ・ノミ(新年の祈り)のために神々に贈るイナウ(木幣)をつくる男たち。
  • 祭壇に供えるためのイナウ(木幤)をつくる。
  • アシリレラさんの家の前にあるイナウ(木幤)を立て並べたヌサ(祭壇)。今ではこのような伝統的な祭壇を個人宅で見ることは、ほとんどない。
  • 撃たれて放置されていた熊が運び込まれた。熊の魂を神の国へ送り返す儀式を執り行う。
  • 熊の皮をなめす。
  • 砂浜にアイヌ文様を描く。昔は砂や囲炉裏の灰に描いて文様を覚えた。文様にはモレウ(渦巻き)、アイウシ(とげ)などが描かれ魔除けの意味がある。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本版2012年3月号「写真は語る」に、アイヌ女性アシリレラ(日本名・山道康子)さんと、彼女の元に集まる人々の暮らしを撮った作品を掲載した(本誌未掲載の写真を追加して上のフォトギャラリーに掲載)。

 アイヌの人々や生活を撮影して、ほぼ20年になる。
 1992年に、北海道の二風谷(にぶたに)に住むアシリレラさんと出会ったのが撮影のきっかけだ。タイムスリップしたかのような彼女の自宅には、アイヌ以外の人も含め何十人もが集まっていた。アシリレラさんの人間性、「人間の力の及ばない存在を感じながら生きている」姿に、衝撃を受けた。

 以降、何十回と二風谷を訪れて撮影を続けてきた。北海道だけでなく、首都圏に暮らすアイヌの人々も数多く取材し、写真集にまとめた。今、進めているプロジェクトは「アイヌ100人のポートレート」。どんな姿で、どんな場所で撮られたいかを被写体となる人物に決めてもらい、撮影する。その選択自体が、表現になると考える。

 撮影に際して心がけているのは、今を生きるアイヌを撮ること。「ときどきのめり込みすぎて、『アイヌの代弁者』になりそうになることがある。そんなとき、ちょっと待て、と自分に言い聞かせます。代弁者にはなれない、アイヌと関わって感じたものを発信するのが私の仕事だ、と」

 1960年千葉県生まれ。武蔵野美術大学卒業、日本写真芸術専門学校卒業。写真家・樋口健二氏に師事。

『ナショナル ジオグラフィック日本版』2012年3月号「写真は語る」に、写真を追加して掲載した。

宇井眞紀子さんの記事

最新号

ナショジオクイズ

200種類以上の植物を育み、太陽光発電の照明で辺りを照らす写真の「スーパーツリー」はどの国の名物?

  • インドネシア
  • マレーシア
  • シンガポール

答えを見る

ナショジオとつながる

週2回
配信

メールマガジン無料登録

メルマガ登録の詳細はこちら

ナショナル ジオグラフィック バックナンバー

ナショナルジオグラフィック日本版サイト

広告をスキップ