パプアニューギニアで洞窟を転々としながら暮らす人々。病気に苦しむ彼らは、移動生活を続けられるか。

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最後の洞窟の民

パプアニューギニアで洞窟を転々としながら暮らす人々。病気に苦しむ彼らは、移動生活を続けられるか。

文=マーク・ジェンキンス 写真=エイミー・トンシング

 日本の1.2倍ほどの国土で800以上の言語が話されているパプアニューギニア。そんな“民族の宝庫”にあって、メアカンブットは今も移動生活を送る数少ない人々だ。高地で洞窟を転々としながら、ひっそりと暮らしている。

 本誌はメアカンブットの人々の暮らしぶりを追うため、パプアニューギニア北部の彼らの居住域に足を踏み入れた。そこで目にしたのは、肺炎などの病気に苦しむ人々の姿だった。薬を手に入れるには、最寄りの診療所まで2日かけて山を下らなければならない。

 移動生活の伝統には誇りを持っているが、病気のことを考えると、山を下りて定住したほうがいいのかもしれない。そう思案する洞窟の民は、パプアニューギニア政府に伝えてほしいことがあると、取材班にある伝言を託した――。

編集者から

 パプアニューギニアの少数民族を取り上げるのは、日本版では今回が初めて。しかも、2009年12月号の「ハッザ族」2011年5月号の「ヨセミテの巨岩に挑む」を足したような、ハラハラドキドキのルポルタージュに仕上がっています。ウェブで写真を楽しんだら、ぜひ本誌で本文を読んでみてください。(編集T.F)

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