オーストラリアのブルー・マウンテンズ国立公園に点在する切り立った峡谷。その未知なる谷底を目指して、ロープだけを頼りに下りていく命知らずのつわもの“キャニオニア”を追いかけた。

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深き峡谷を下る

オーストラリアのブルー・マウンテンズ国立公園に点在する切り立った峡谷。その未知なる谷底を目指して、ロープだけを頼りに下りていく命知らずのつわもの“キャニオニア”を追いかけた。

文=マーク・ジェンキンス  写真=カーステン・ペーター

 オーストラリア最大の都市シドニーから80キロほど内陸にいくつもの峡谷が南北に点在している。巨大な滝や深い谷、苔むした森、それに洞窟まである。こんな魅力的な峡谷地帯を冒険好きのオーストラリア人が放っておくはずがない。自然を満喫しながら川の流れとともに峡谷を下る「キャニオニング」と呼ばれるアクティビティの愛好者が、世界遺産でもあるグレーター・ブルー・マウンテンズ地域の峡谷に挑戦。変化に富んだ地形に圧倒された。

編集者から

  オセアニアで激流をゴムボートで下る「ラフティング」に挑戦したことはありますが、本特集の「キャニオニング」は未体験。ボートでさえも必死だったのに、平たく言えばあれを自分の足で下りているのかとクラクラしましたが、岩の洞窟や激流を越えたときの爽快感は格別。病みつきになる気持ちも分かります。ところで、本誌に登場するオーストラリアのホットサンドイッチ「ジャッフル」の中身には、やはり“豪州の納豆”ベジマイトが合うのだとか。昔、これをチョコレートだと思ってたっぷりトーストに塗り、ひと口で涙目になったことが今でも忘れられません。同じような経験者はいませんか?(編集H.O)

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