地球温暖化の影響で海氷が減少する北極海。氷の上で狩りをするホッキョクグマは生き残れるのだろうか。

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消えゆく氷の上で

地球温暖化の影響で海氷が減少する北極海。氷の上で狩りをするホッキョクグマは生き残れるのだろうか。

文=スーザン・マグラス  写真=フロリアン・シュルツ

 北極地方が暖かくなっている。地球温暖化の影響だ。このまま暖かくなり続けると、2050年ごろには、夏の間、北極海の広い範囲で海氷が消える可能性がある。氷の上を生息地とするホッキョクグマたちにとって、氷が消えることは生きていく場所を失うことだ。事態が好転する兆しは見えてこない。環境が急速に変化するなか、ホッキョクグマは生き残る道を見つけ出せるのだろうか。

編集者から

 北極海の海氷が急速に消えようとしている――。ナショナル ジオグラフィック日本版でも繰り返しお伝えしていることですが、この特集記事では、この憂慮すべき事態の一番の“被害者”であるホッキョクグマに焦点を当てています。

 圧巻はフロリアン・シュルツが撮影した迫力ある写真でしょう。海氷の上で子グマに乳を飲ませる母グマ、頼りなげな氷に乗って漂うクマ、恐ろしい雄グマから逃れようと薄い氷に飛び移る母子……。掲載されている写真1枚1枚が、ホッキョクグマの置かれている窮状を私たちに強く訴えていると思います。

 ぜひ、あなたの大切な誰かに、この写真を見せてあげてください。そして、そこに写っているホッキョクグマの未来について話をしてみてください。それが、彼らを守る第一歩になるはずです。(編集S.O)

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