第63回 所変わればパスタも変わる 深遠なるイタリアのパスタ文化

「ミラノはリゾットが有名でよく食べます」とエリーザさん
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「ソースはその時々で違うけれど、個人的に好きだったのはカルボナーラと母オリジナルの生クリームサーモンパスタ。どこの家庭にもおかあさんがつくるオリジナルの味があるんです」(サンドロさん)

 北西部ロンバルディア州ミラノ出身のエリーザさんは両親に教わったニョッキを日本でもつくるという。「うちはおとうさんも料理が上手で、手作りのタリアテッレにミートソースとミートボール、モッツァレラチーズを混ぜてオーブンで焼く、ラザーニャにちょっと似たオリジナル料理をよくつくってくれました」

 地元の名物はあれど、最も心に残るのは家庭の手づくりパスタ、そしてオリジナルなパスタ料理。そう考えると、500種とか600種というパスタの種類はあまり重要でない気がする。それぞれの家にとっておきのパスタがあるのだから。

イル・パチョッコーネはイタリア本国と同様の料理、サービスが得られるとイタリア政府の国際認定も受けた本格的イタリア料理店
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TRATTORIA IL PACIOCCONE(トラットリア イル・パチョッコーネ)
東京都港区南青山6-15-8
電話:03-5468-0555
ホームページ:http://www.quals.jp/il_pacioccone/
在日イタリア商工会議所
ホームページ:https://www.iccj.or.jp/ja
※アペリティーヴォ・デッラ・カメラはイベントページを参照

中川明紀(なかがわ あき)

講談社で書籍、隔月誌、週刊誌の編集に携わったのち、2013年よりライターとして活動をスタート。何事も経験がモットーで暇さえあれば国内外を歩いて回る。思い出の味はスリランカで現地の友人と出かけたピクニックのお弁当とおばあちゃんのお雑煮