第61回 豚肉だけどフルーティー、ハイチ料理の“グリオ”とは?

「カリブの海はすごくきれいだし、緑も豊か。一年中暖かく、湿気もなくて過ごしやすい。そして、料理が美味しい。でも、日本は世界各国の料理が食べられるのに、ハイチ料理の店はありませんでした。だからハイチのことをもっと知ってもらいたくてキッチンカーで店を始めることにした。それなら食べてほしいのはやっぱり国民的料理であるグリオだなって思ったんです」

 ネオ屋台村は東京国際フォーラム以外にも首都圏40カ所以上で展開していて、ハイチ料理「CHERIE」も日によって違う場所で販売している。いろいろな場所でたくさんの人と出会い、ハイチのことを知ってもらう。その想いを胸にアレンさんは今日もグリオをつくり続けている。

アレンさん(左)とミホさん。アレンさんは10代後半の時に家族とニューヨークに移住、そこでミホさんと出会ったという
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中川明紀(なかがわ あき)

講談社で書籍、隔月誌、週刊誌の編集に携わったのち、2013年よりライターとして活動をスタート。何事も経験がモットーで暇さえあれば国内外を歩いて回る。思い出の味はスリランカで現地の友人と出かけたピクニックのお弁当とおばあちゃんのお雑煮