絶滅から動物を守る撮影プロジェクト 
「存在すら知らない相手を守ることはできない」

 ナショナル ジオグラフィック誌の写真家ジョエル・サートレイが生涯をかけて取り組むプロジェクト、「フォト・アーク」。目標は1万2000種に及ぶ動物のポートレートだ。愛情と敬意を受けて撮影された生き物は美しく、その瞳は写真を鑑賞する私たちの目を見て訴えかけてくる。希少な動物に焦点を当て、カメラを構えるジョエルとともに世界各地を巡る。絶滅の危機にさらされた動物たちの現状を語る写真家の言葉に耳を傾けていく。

■二ヶ国語
■60分×3話

第1話「マダガスカルのシファカ」

 「PHOTO ARK」プロジェクトの一環として、アメリカのフロリダキーズとアフリカ東海岸のインド洋に浮かぶ島国マダガスカルを旅し、絶滅の危機に瀕している動物たちを撮影する。マダガスカルにしか生息していないシファカ属に分類されるサルを始めとして、さまざまな珍しい生き物に出会う。また、プロジェクトを立ち上げたきっかけとなった事情を明かす。

第2話「カメルーンのクロスリバーゴリラ」

 世界にたった3匹しかいないシャンハイハナスッポンの大掛かりな人工授精の瞬間を記録するために中国へと飛ぶ。そして、30年以上野生の姿が確認されていないアモイトラの撮影も目指す。その後は繊細で警戒心の強いスペインオオヤマネコの撮影で、スペインの動物園へ。さらにカメルーンでは、世界で最も希少なゴリラ、クロスリバーゴリラを一目見ようと道なき道を分け入って行く。

第3話「ニュージーランドのキーウィ」

 写真家ジョエル・サートレイは、チェコ、ハンガリー、ニュージーランドへと旅する。プラハではキタシロサイ、ブダペストではペルシャヒョウを撮影し、動物のポートレートは5000枚に達する。そして、珍しい鳥が数多く生息するニュージーランドでは、絶滅の危機にある鳥キーウィの卵を守る活動に同行する。人生の苦悩を抱きながらも、使命感を持って世界を旅する写真家としてのジョエルの生き様に迫る。

★「PHOTO ARK:動物の箱舟」の詳細は番組ページをご覧ください。 (外部サイトへリンクします。)

2017/11/29 更新