野生動物には単なる移動も命がけだ。知恵と本能を駆使して進まねばならない。それでもひとたび危機に陥れば命がけで逃げなければならない。危険は食物連鎖の階層とは無関係にいつでもどこにでもある。毎年生まれる何百万もの野生動物。誕生直後の危機を乗り越え、次々に迫る危険の回避法を学び、問題を克服して生き延びる。なかには長く幸せな一生を送るものもいるかもしれない。それでも野生動物は常に危険と背中合せなのだ。

■二ヶ国語
■60分×3話

第1話「捕食者の成長」

 恐ろしい捕食者。だがその子どもはどれも愛くるしい。凶暴な捕食者に育つとわかっていても。産毛に包まれたチーターやホッキョクグマの子には目元が緩む。愛くるしい幼子が殺戮者になるのは容易なことではない。自分で獲物が捕れるまで母親の殺しのテクニックを学ばねばならない。だが、ぬいぐるみのように見える子がいる一方、例えばナイルワニの子は捕食者そのままの姿で生まれ、数年のうちには最強の殺戮者に育つのである。

第2話「命がけの逃走」

 野生動物にとっては単なる移動も命がけだ。知恵と本能を駆使しても危機に陥れば命がけで逃げなければならない。ある動物は穴に身を隠す。高く登って逃げるもの、擬態して敵の目をくらますもの、速さに賭けるもの。鋭い感覚や、強力な手足など特別な能力を持つものも多い。あるいは特別な能力を持つもの、例えばキリンの隣にいることで逃げるものもいる。監視タワーの役目を果たすキリンが警報を鳴らせば、みな一斉に逃げるのだ。

第3話「隣りあわせの危険」

 野生動物は常に、どこでも、危機に直面する。生と死はあらかじめ運命づけられているのだろうか。幾度となく危機に見舞われるヌーの子ども。しかしそのたびに危機一髪を切り抜け、生き延びていく。危機をはね返す強運の持ち主なのだろうか。ところが最大の危機は群れが川を横断する時にやってきた。ここまで生き延びてきたのは、ここでワニに食われるためだったのか。あるいは、この危機をもはねのけてさらに生き延びるのだろうか。

★「デッドリー・ゲーム:生存のルール」の詳細は番組ページをご覧ください。 (外部サイトへリンクします。)

2017/11/10 更新