「ナショナル ジオグラフィック日本版」に掲載された人気の特集記事を、電子書籍として配信する新シリーズ「ナショジオ・セレクション」。第2弾は「生と死」「目の進化」「酒と人類」の3本です。

 希望小売価格は各300円(税別)。スマートフォンやタブレットなどですぐに購入して読めるので、ちょっとした隙間の時間にも手軽にご利用いただけます。ナショジオ日本版に興味はあるけれど購読したことはないという方は「試し読み」感覚で、過去に読み逃した特集があったという方は「バックナンバー」感覚で、お気に入りの特集があったという方は「保存版」感覚でお楽しみください!

生と死 その境界を科学する

Photographs by Lynn Johnson

 幼いガーデル・マーティンは、氷の張った川に落ちて心臓が止まった。1時間半が経過し、ぐったりと横たわる冷たい体に、生命の気配はなかった。ところがガーデルは、その後息を吹き返し、4日後には元気に退院した。人が死ぬとは、どういうことか。蘇生医療の最前線から、生還者が語る臨死体験、仮死状態を医療に応用する研究まで、幅広い内容で生と死の意味を問い直す。(2016年4月号掲載)

目の進化 動物たちの見る世界

Photographs by David Liittschwager

 動物界には、アメーバほどの小さな目もあれば、ダイオウイカの目のように大きな皿ほどの目もある。イカの目は人間と同じくカメラに似た仕組みをもつ一方、ハエの複眼は数千個の個眼に分割して物を見る。二焦点レンズや反射鏡を備えた目もあれば、上下左右が同時に見える目もある。なぜ、ここまで多様な目ができたのか。動物の目とその進化をめぐる、最新の研究成果を紹介する。(2016年2月号掲載)

酒と人類 9000年の恋物語

PHOTOGRAPH BY BRIAN FINKE

 アルコールと人間の縁は古く、その始まりは先史時代とみられている。酒は誕生以来、人類の文化に深く関わり、芸術や言語、宗教の発展に寄与してきた。それだけではない。定住や農耕の開始など、人類の歴史における重大な転換点を詳しく検証してみると、酒が関与していた可能性があるという。古今東西で愛された酒の歴史を振り返りながら、酒と人類の物語をひも解いていこう。(2017年2月号掲載)

そのほかのラインアップ

 「性」という概念には、さまざまな要素が含まれている。性染色体、生殖器、ホルモン、本人の性自認(心の性)、文化などだ。そのため、性染色体や性器に基づいて性別を判定されても、心の性と一致しないケースもあるし、女でも男でもないと感じている人や、そうした分類そのものを拒否する人たちもいる。ジェンダーの問題を正面から取り上げ、大きな反響を呼んだ特集。(2017年1月号掲載)

 かつて北の海で活躍したバイキング。何世紀も前に死に絶えた海の戦士たちは、今も想像力をかき立て、映画や小説、漫画の世界で生き生きと活躍している。だが、本物のバイキングについて、私たちはどれだけ知っているだろうか。女性リーダーの遺体や美しい装飾品、幅広い交易の証拠など、“野蛮な海賊”のイメージを覆す発見が相次いでいる。最新の研究成果を紹介する。(2017年3月号掲載)

 米国では大麻の使用を認める州が増えている。一部の州では嗜好品としての使用も緩和されている。こうした動きが起きているのは、大麻の薬効が注目され、科学的な研究が再開されつつあるためだ。この禁断の植物に秘められた驚くべき力が次々に明らかになり、とりわけ医療分野での期待が高まっている。大麻をめぐる研究の最前線を追い、その秘められた力を明かす。(2015年6月号掲載)

※収録内容は原則、雑誌掲載時のままです。ラインアップは随時、追加していきます。