「性」という概念には、さまざまな要素が含まれている。性染色体、生殖器、ホルモン、本人の性自認(心の性)、文化などだ。そのため、性染色体や性器に基づいて性別を判定されても、心の性と一致しないケースもあるし、女でも男でもないと感じている人や、そうした分類そのものを拒否する人たちもいる。多様な性を科学の目で見ていくと、男と女の境目はぼやけてくる。ジェンダーの問題を正面から取り上げ、大きな反響を呼んだ特集。

※ナショナルジオグラフィック日本版 2017年1月号掲載記事