本書の内容

ロボットを偏愛する著者が、古今東西のロボットからベスト100を紹介。ギリシャ神話から鉄腕アトム、実在する人物の人格を移植する試みのBINA48まで。
C-3PO、ベイマックス、チャペックのロボット、アシモフ作品、ターミネーター、草薙素子、データ、オートマトン、AIBO、ビッグドッグ───。

かつて皆が胸を熱くしたロボットが活躍する物語。
夢物語から現実へと浸食してきたロボットについて、神話の時代から現在まで、数千年におよぶタイムラインからロボットのベスト100を選出。

前半ではギリシャ神話やSF小説、テレビドラマや映画などのフィクションに登場するロボットを紹介。
後半では、機械仕掛けの時計から、死後も生き続ける人格を完全に移植することを目指したロボットまで、科学者たちの挑戦と世界の現状を紹介する。


【目次】
◆はじめに

◆空想のロボットたち
・召使い、相棒、助っ人
・暴走する殺人マシンと人類支配をもくろむファシスト・マシン
・心を持つロボット
・兵器としてのアンドロイドとガイノイド
・自意識を持つロボット
・サイボーグ
◆現実のロボットたち
・初期のプロトタイプ
・未来が来た!
◆コラム
・アートとファッション
・電子ゲームとコミック
・音楽の世界のロボット
・ロボットが集まるイベント
・理論とトランスヒューマニズム

【著者紹介】
アナ・マトロニック

ミュージシャン、映像アーティスト、ラジオパーソナリティ。バンド「シザー・シスターズ」のボーカル。アルバムはオーストラリア、オーストリア、ドイツ、アイルランド、スウェーデンでトップ10入り。
ロボットを愛するあまり、右腕にロボット回路のタトゥーを入れ、ロボットにインスパイアされたステージネームを名乗る。BBCラジオ2のクリスマス特番でロボットについて語る番組を担当した。日本ではスカパー!が2015年末に「アートナイト:アナ・マトロニック」を放送した。夫のセス・カービーとネコのイジーとともに米国ニューヨーク、ブルックリンで暮らす。

本書に収録したロボットの例(画像クリックで拡大)

召使い、相棒、助っ人としてのロボット

R2-D2とC-3POは、ヒーローにとって最高の召使いであり、相棒であり、助っ人だ。時代を超えて愛されるロボットとは。

FEATURE:ART & FASHION アートとファッション

コラム「FEATURE」では、ロボットが活躍するシーンや背景を考察している。

兵器としてのアンドロイドとガイノイド

ターミネーターは、いかにして映画史上最も恐ろしいロボットとしてスターの座を獲得したのか。

自意識を持つロボット

ダグラス・アダムスの名作シリーズに登場するマービンは、いつも悩んだり怒ったりしている。一方、米国のテレビアニメに登場するベンダーは、仲間と楽しくやっている。まるで人間のようなロボットたち。

初期のプロトタイプ

1966年に発表された、世界初の完璧なロボットシステム「シェーキー」は、さまざまな能力を兼ね備え、あらゆる作業をこなした。

未来がきた!

1999年、ソニーが発表した世界初のペットロボット「AIBO」。日本語の「相棒」の意味が込められている。なぜ、日本で大ヒットしたのか。