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国際仮装大会に参加するため、ブルガリアのペルニクにやって来た人々。(PHOTOGRAPH BY DAN KITWOOD, GETTY)

ブルガリアの伝統息づく国際仮装大会11点

2017.02.06
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参加者たちが身に着ける伝統衣装には、悪霊を払い、幸運を呼び込むという意味が込められている。

 毎年1月最後の週末、ブルガリアの工業都市ペルニクではスルヴァ・フェスティバルが開催され、街全体に色があふれ、お祭り気分に包まれる。正式名は国際仮装大会(International Festival of Masquerade Games)。バルカン諸国最大級の祭典で、ヨーロッパやアジアから多くの旅行者が訪れる。

広場でパフォーマンスを披露するクケリたち。クケリとは仮装大会の参加者のこと。(PHOTOGRAPH BY DAN KITWOOD, GETTY)
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 フェスティバルが正式に始まったのは1966年だが、冬に仮装する習慣は古い異教徒の伝統に起源を持つ。2日間にわたってパレードが行われ、参加者たちは凝った衣装と人目を引く仮面を身に着け、街を練り歩く。悪霊を払い、来るべき春に向けて幸運を呼び込むという意味が込められている。(参考記事:「欧州のワイルドなやつら」「外国人写真家が撮った『妖怪の島、ニッポン』」

 典型的な衣装はヤギやヒツジの毛皮でできており、色とりどりの布やビーズ、張り子で装飾されている。仮装コンテストでは、参加者がパレードや野外ステージでパフォーマンスを行い、審査はその衣装で行われる。ちなみに、地域によって異なる仮面は審査の対象外だ。(参考記事:「生き続ける仮面の魂」

体を揺らし、衣装をフィットさせる。伝統的な衣装は毛皮や羽毛、布でできている。(PHOTOGRAPH BY DAN KITWOOD, GETTY)
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 クケリと呼ばれる参加者は、伝統的に独身男性が中心だったが、時代とともに女性の参加者も増えている。(参考記事:「ブルガリア伝統の花嫁メイク」

 2017年の参加者は過去最多を記録。ブルガリアのニュースサイトによれば、男性3900人、女性1300人、子供1200人がクケリとして参加したという。

 2015年、スルヴァ・フェスティバルはユネスコの無形文化遺産に指定された。

開会式でブルガリアの民族舞踊を披露する若いダンサーたち。寒さを避けるため、屋内で待機している。(PHOTOGRAPH BY DAN KITWOOD, GETTY)
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最終日の審査を待つクケリのグループ。奇抜な衣装には悪霊を追い払うという意味が込められている。(PHOTOGRAPH BY DAN KITWOOD, GETTY)
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新年の繁栄を祈願する儀式スルヴァカネの衣装を身に着け、開会式に参加するパフォーマーたち。(PHOTOGRAPH BY DAN KITWOOD, GETTY)
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パレード前に衣装の調整を行うスルヴァカネのパフォーマーたち。パレードでは、独特のリズムでステップを踏む。(PHOTOGRAPH BY DAN KITWOOD, GETTY)
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毛皮や角など、動物の体の一部を用いた伝統衣装。パフォーマーたちはベルを鳴らしながら街を練り歩く。(PHOTOGRAPH BY DAN KITWOOD, GETTY)
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パレード前に体を揺らし、衣装のフィット具合を確かめる男性。(PHOTOGRAPH BY DAN KITWOOD, GETTY)
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たき火の周りで行われる開会式のパフォーマンス。毛皮や羽毛でできた衣装のベルトからベルがぶら下がっている。これらのベルはリズミカルな伝統舞踊で使用される。(PHOTOGRAPH BY DAN KITWOOD, GETTY)
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参加者の仮面や衣装はほとんどが手づくりだが、地元の熟練職人に依頼する者もいる。(PHOTOGRAPH BY DAN KITWOOD, GETTY)
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文=Sarah Gibbens/訳=米井香織

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