Photo Stories撮影ストーリー

インドネシア東ジャワのブロモ・テンゲル・セメル国立公園にかかる濃い霧のおかげで、公園はわずかの間水彩画のような表情を見せた。(Photograph by iGoal L. , National Geographic Your Shot)

Photo of the Day、2016年のベスト20

2016.12.29
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ナショジオの「Photo of the Day」は、1日1枚、見る人の好奇心をかき立てるような写真を厳選して掲載している。ここでは、2016年のPhoto of the Dayの中からベスト20を紹介する。

 珍しい世界の片隅に焦点を当てた作品もあれば、何気ない普通の被写体を新たな視点でとらえたもの、シンプルに美しい作品もある。強い意思と重厚さが伝わってくる作品も多い。レンガ工場で働く労働者の伸ばした手、威風堂々と立つアフリカライオンの姿などは、日常の一瞬を超えて、はるか先までずっと記憶に残るだろう。

 Photo of the Dayで紹介する写真は主に、写真コミュニティサイト「Your Shot(英語サイト)」から選んでいる。一般のメンバーが、自分のベストショットとその裏にあるエピソードを投稿している。今後も、そうして集まった写真の中からPhoto of the Dayが選ばれていくのでお見逃しなく。もしかしたら、あなたの写真が選ばれているかもしれない。

いただきます!
このヤモリ(Hemidactylus turcicus)は、ポーランドのワルシャワに住む飼い主からいつもお腹いっぱいエサをもらっている。カラフルな飼育ケースの中に生きたコオロギを落としたら、葉の陰からひょいと頭を突き出した。(Photograph by Dariusz Kucharski and Kornelia Kucharska, National Geographic Your Shot)
[画像のクリックで拡大表示]
異世界の輝き
米アリゾナ州北部パリアキャニオンのホワイトポケットへ足を踏み入れると、まるで別の惑星へやってきたかのような錯覚にとらわれる。この場所へは、深く積もった砂の上を通るため、4輪駆動車で行く以外に方法がない。池が緑色に輝いているのは異世界生物のせいではなく、水の中に発生した藻類の影響だ。(Photograph by Garret Suhrie, National Geographic Your Shot)
[画像のクリックで拡大表示]
自由奔放
「早春の気配」。北海道美瑛で、雪に覆われた丘を疾走するキツネの写真に、Your Shotメンバーの井上浩輝さんはそう言葉を添えた。賢い動物とされるキツネは世界各地の様々な環境に適応し、冬に交尾期を迎える。(Photograph by Hiroki Inoue, National Geographic Your Shot)
[画像のクリックで拡大表示]
美しいクラゲ
南アフリカの東海岸沖にある岩礁プロテアバンクスは、豊かな生物多様性を誇る。写真の大きなクラゲも、Your Shotメンバーの撮影者、ピエール・マネ氏がこの岩礁で見つけたもの。マネ氏は「今まで見た中で、一番大きいクラゲでした。傘の部分の紫色と黄色が、とても美しかったです」と話す。(Photograph by Pier Mane, National Geographic Your Shot)
[画像のクリックで拡大表示]
圧倒的な自然
コロンビア川渓谷の急流とベルベットのような森。よく見ると、何かが写っているのがわかるだろうか。明るい色をした2艇のカヤックが、小さな2つの点となって川に浮かんでいる。この1枚を撮るためには、綿密な計画と調整が必要だったと、撮影者のカリム・イリヤさんは語る。「カメラを搭載したドローンを飛ばし、露出時間を長く取っている間、カヤックの乗り手は渦の中でじっと待っていなければなりませんでした。明るさのバランスも大切だったので、黄昏時の短い時間に、チャンスは1回しかありませんでした」(Photograph by Karim Iliya, National Geographic Your Shot)
[画像のクリックで拡大表示]
ライオンキング
タンザニアのセレンゲティ国立公園で出会ったこのライオンの堂々たる姿は、ある映画を思い出させたと、Your Shotメンバーのビョルン・パーソンさんは語る。「岩の上に現れた大きなオスライオンを見た時、すぐにライオンキングのワンシーンが頭に浮かびました。こんなシャッターチャンスはめったにないとも感じました。構図、光、背景、全ての条件がそろって、自分にとってこれまでで最高の写真が撮れたと思います。王者ライオンの誇りと権威が、この立ち姿と表情に実によく表れています」(Photograph by Bjorn Persson, National Geographic Your Shot)
[画像のクリックで拡大表示]
地底のジャングル
ベトナムのフォンニャ・ケバン国立公園にある世界最大の洞窟ソンドン。その巨大な内部では、人間が豆粒のように見える。洞窟は全長3.2キロ、深さは場所によっては183メートルに達する。天井が崩れて太陽の光が射し込んだ場所には、植物が鬱蒼と茂っている。(Photograph by Matthias Hauser, National Geographic Your Shot)
[画像のクリックで拡大表示]
輝く霧のマント
ブルガリアの首都ソフィアを覆う濃い霧が、街の光を吸収して輝く。霧のマントの下には、美術館、ギャラリー、レストランが立ち並び、最近発掘された2000年前のローマ時代の遺跡を訪れることもできる。(Photograph by Ivan Dimitrov, National Geographic Your Shot)
[画像のクリックで拡大表示]
年老いた守り人
「数百本もの古いイトスギの木がカメクアロ湖を囲み、水晶のように澄んだ青緑色の水を守っています。まるで、魔法がかかったような場所です」。ハビエール・エドゥアルド・アルバレズさんは、メキシコにあるこの小さな湖の写真にそう言葉を添えた。カメクアロ湖は、絵画のような美しさで有名。(Photograph by Javier Eduardo Alvarez, National Geographic Your Shot)
[画像のクリックで拡大表示]
好奇心いっぱいのジンベエザメ
カタールの海で泳ぐ、世界最大の魚類ジンベエザメ。撮影者に“ものすごく強い好奇心”を示したという。撮影者のデビッド・ロビンソン氏は、ジンベエザメの生態を研究している。この海域は、普段はプランクトンでいっぱいだが、この日は“非常に視界が良かった”そうだ。(Photograph by David Robinson, National Geographic Your Shot)
[画像のクリックで拡大表示]
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo Stories 一覧へ