• <b>【ホーリー】</b>1862年に建立されたバンケビハリ寺院で、クリシュナ神像に祈りをささげる信者たち。ニューデリーの南方にあるブリンダーバンにて。
  • <b>【ホーリー】</b>地元で「ビッグホーリー」と呼ばれる祭りの初日。開門と同時に人々は堂内へとなだれ込んだ。祝福のフラワーシャワーが降り注ぐと、寺院は熱狂に包まれた。
  • <b>【ホーリー】</b>年に一度のホーリーは、家族の絆を強める機会でもある。家の中で、兄弟・親子が色粉や色水をかけ合い、音楽に合わせて踊り、楽しむ。
  • <b>【ホーリー】</b>寺院には靴を脱いで入るため、皆がはだしだ。色粉・色水まみれになった足が祭りの激しさを物語る。
  • <b>【ホーリー】</b>街中では、見知らぬ人同士でも構わず色粉を塗り合う。ブリンダ―バン西方のジャイプールにて。
  • <b>【88歳の現役医師】</b>福岡県北九州市で外科医として働く祖父。毎朝、ひげをそることから出勤の準備が始まる。
  • <b>【88歳の現役医師】</b>朝食後に血糖値を下げる薬を飲んでから出勤。昼と夜の分はポケットに忍ばせる。
  • <b>【88歳の現役医師】</b>診察室で患者に注射をする。その顔には自宅では見せない緊張感が漂う。白内障の影響を補うため、頭にライトをつけている。
  • <b>【88歳の現役医師】</b>撮影から1カ月後に引退した。
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 医師を引退する間際の祖父の日常を記録した組写真「88歳の現役医師」で、日経ナショナル ジオグラフィック写真賞2015のグランプリを受賞。本誌2016年9月号「写真は語る」では、春を祝うインドの祭り「ホーリー」をテーマに手記と写真を掲載した。2016年9月に米国ニューヨーク市で個展を開催する。

 1988年福岡県生まれ。大学在学中にカメラに出合い、独学で写真を始める。高校時代にテレビで見たホーリーの衝撃が忘れられず、2013年に初めてインドを体験。そのときジャイプールの街中で撮った、色粉を顔に塗られる女性の写真が、日経ナショナル ジオグラフィック写真賞2013「ピープル部門」で優秀賞を獲得した。これをきっかけに、2014年からフリーランスの写真家として活動を始める。

 以来、ホーリーが開かれる春になるたびインドを訪れ、鮮やかな色粉と色水が飛び交う世界に飛び込んでいる。

「いつか、自分だけにしか撮れないホーリーを見つけたいと思っています」


『ナショナル ジオグラフィック日本版』2016年9月号「写真は語る」に、写真を追加して掲載した。

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