【動画】庭に大穴が! 陥没が相次ぐフロリダ

米国の土地の20%は危険? 陥没が起こる理由は?

2018.02.20
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【動画】フロリダの高齢者が多く住む地域で、巨大な陥没穴が開いた。(解説は英語です)

 2月15日午前1時頃、米フロリダ州に住むフランク・ニューマンさんは、地面がとどろく音を耳にして、縮み上がった。それから少したった午前3時頃、警察が玄関のドアをノックして、彼に避難するように告げた。

「大きな音でした」と、ニューマンさんは地元テレビ局WCJBに話した。「雷が落ちたと思いましたね。あれが、陥没して穴が開いた時の音だったんでしょう」(参考記事:「【動画】車をゆっくり飲み込む恐ろしい地滑り」

 この地区では、ほかにも5つの陥没穴が開いた。ニューマンさんの自宅のほかに1軒が居住不適と判定され、2軒の住人が他の場所に避難している。同地区は高齢者が多く暮らす街だ。

 それにしても陥没穴は、どのようにして形成されるのだろうか? フロリダ州にこれほど多くの陥没穴が開くのはなぜなのか?(参考記事:「【動画】陥没穴が住宅をのみ込んだ、直径60m」

陥没が起こる仕組み

 陥没穴は、地下にある岩や土でできた層が地下水に浸食され、地中で徐々に陥没していくことで形成される。これには少しずつ進行する沈下型と、突如として崩落する崩壊型の2種類があり、今回の現象は崩壊型に属する。(参考記事:「世界最大級、49個の巨大陥没穴群を中国で発見」

 まず、地面の下にある岩盤が水に溶かされて、地中に空洞が開く。すると、ぽっかり開いた穴の上には、薄い土層が覆っているだけになる。そして、岩盤の支えを失った地表の層は、崩落するしかなくなる。

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