【動画】大寒波、熱湯が空中で凍る! シャボン玉も!

米国各地で凍てつく寒さ、氷点下ならではの動画が話題に

2018.01.10
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シャボン玉も凍る

【動画】極寒の中、シャボン玉が凍る様子。(FOOTAGE PROVIDED BY SKSTORMCHASER VIA NEWSFLARE.COM)

 シャボン玉は、水分子の層が石けん分子の層に両側から挟まれてできる。外側が寒いと、シャボン玉が弾ける前に水の層が凍る。

 水の層が凍って固くなると、シャボン玉の中の空気が広がり始める。シカゴ科学産業博物館、科学教育振興センターのブライアン・ウーナー氏によると、外側が寒いほど、シャボン玉は長く形を保つという。

「ここ数日の氷点下の気温のように、外がすごく寒いと、シャボン玉は氷の結晶を形成します。弾けて消えるのではなく、結晶ができてからひびが入ります」とウーナー氏。

「よく似たプロセスが、風船や車のタイヤで起こります」と、ウーナー氏は付け加えた。気温が氷点下のところに風船があると、中にある空気分子の動きが寒さで鈍くなるため、しぼんでしまうと同氏は説明する。「風船を室温のところに戻せば、再びゆっくりと膨らみます」

 タイヤも同じようにしぼむが、理由が分からないままタイヤに空気を入れてしまう人が多いとウーナー氏は指摘する。天気が回復すれば、タイヤの空気圧は再び上昇するのだ。「よくある間違いです。実際にはタイヤに空気を入れ過ぎているのに、気付いていない人が多くいます」(参考記事:「冬の大雪、原因は北極海氷の減少?」

 ウーナー氏は話題の動画について、科学の世界にとっても良いことだと話す。「この寒さを活用して、自分たちを取り巻く世界について筋道立てて考えるよう、人々に促せると思うとワクワクします」(参考記事:「氷の原野でスケートしまくる映像がすごい」

【フォトギャラリー】米国の記録的大寒波、凍てつく写真11点

文=Angie McPherson and Brian Clark Howard/訳=高野夏美

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