【動画】大量の「電気クラゲ」が海岸に漂着

人間の死亡例もある猛毒のカツオノエボシ、オーストラリア

2017.11.02
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【動画】岩の間を埋め尽くすカツオノエボシ。(字幕は英語です)

 上陸する海の生きものはタコだけではない。この青い「電気クラゲ」も同じらしい。少なくとも透き通った体が干からびてしまうまでは。

 オーストラリア、ニューサウスウェールズ州にあるバーリングスビーチの磯を、ブレット・ウォレンスキーさん(45歳)が歩いていると、岩の間を埋め尽くすカツオノエボシに出くわした。

「電気クラゲ」と呼ばれるものの、カツオノエボシはいわゆる普通のクラゲではない。実は小さな「ヒドロ虫」がたくさん集合した群体だ。

 カツオノエボシは猛毒の持ち主で、陸に打ち上げられ、完全に死んでからでも細胞が自動的に動いて触れたものを刺す。人が刺されると、みみず腫れになって激痛に襲われる。なかにはアレルギー反応で呼吸困難に陥ることがあり、泳いでいる間なら溺れる危険がある。(参考記事:「美しくも危険な「電気クラゲ」にご用心」

 カツオノエボシは暖かい海を好み、オーストラリアや日本の太平洋岸ではごく普通に見られる生きものだ。2016年の夏は、この地域の海岸にカツオノエボシが大量に押し寄せ、ビーチを訪れる人たちから不平が相次いだ。今のところ原因は不明だ。

参考記事:大発生する海の生物たち
熱帯のヒカリボヤ、北太平洋で大発生、前代未聞
謎のゼリー玉が大量漂着、その意外な正体とは
10億匹の青いクラゲが大量死、米国西海岸で
クラゲ大発生の理由は?

文=Elaina Zachos

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