【動画】珍!白いハリモグラを発見、かわいい

トゲ玉がよちよち歩く姿が愛らしい、オーストラリアのタスマニア島

2017.10.25
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【動画】珍しい!白いハリモグラが見つかる(解説は英語です)

 オーストラリアの写真家ロザリンド・ウォートン氏が、タスマニア島にあるフレイシネット国立公園で非常に珍しい動物を見つけた。白いハリモグラだ。

 彼女はハリモグラの専門家ではないが、この動物が好きで、以前にも自然の中で見つけたことがあるという。「アルビノに出会うのは初めてだったので、とても奇妙な感じがしました」とウォートン氏。

 ハリモグラは卵生の哺乳類で、体を覆うトゲはふつう濃い色をしている。しかしウォートン氏によると、今回のハリモグラは目が淡い青色でピンクの肌に縁どられており、まつ毛は白かった。体は真っ白で、爪も白かったと言う。

 ウォートン氏から話を聞いたタスマニア大学の生物学者スチュワート・ニコル氏は、アルビノのハリモグラを見たことはないものの、今回の動物がアルビノ(先天性白皮症)であることに同意した。

 アルビノの動物には色素のメラニンが欠乏している。ハリモグラの濃い体色はカムフラージュに役立っているのに対し、アルビノは捕食者に見つかりやすく、野生下では長く生き延びられない。

 危険に直面すると、ハリモグラは身を守るために短い脚で穴を掘るか、体を丸めてトゲのボールのようになってしまう。比較的ゆっくり動くが、木に登ったり泳いだりするのも上手だ。

 このハリモグラはちょうど1歳を過ぎたくらいだろうとニコル氏。この年齢ではオスメスを判別するのは難しいという。

参考記事:これまでに紹介した白い動物たち
「珍しい白いキリンの写真を公開、タンザニア」
「【動画】極めて珍しい白いオランウータンを保護」
「【動画】希少な「白いヘラジカ」、しかも双子!」
「幻の白いバクの撮影に成功」
「世界でも珍しい、白いコウモリ」

文=Elaina Zachos/訳=ナショナル ジオグラフィック編集部

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