【動画】海で脚が血まみれに、犯人は?対策は?

痛みもなく知らぬ間に少年の脚を食べたのは何者か、オーストラリア

2017.08.08
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血まみれの脚のままベッドに横たわるサム・カニザイ君。オーストラリア、メルボルンのビーチで海に入ったところ、何者かに脚をかじられ、穴だらけにされたという。(Photograph by Jarrod Kanizay, AP)
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 血まみれの脚の写真によって、オーストラリア中に衝撃が走ったのは8月7日のこと。SNSではもう二度と泳がないと書き込む人まで現れた。

 被害にあったのは、メルボルン在住で16歳になる少年サム・カニザイ君だ。病院のベッドで撮られた写真を見ると、カニザイ君の脚の下のほうは傷だらけで、流れ出る血で真っ赤に染まっている。(参考記事:「こんな生きもの、絶対に出会いたくないっ! 超危険生物勝手にワースト5選」

 彼はサッカーをしたあと、ただ筋肉を冷やそうとして海にしばらくじっと立っていただけだという。やがて脚の感覚は麻痺し、ピリピリとは感じたものの、それは冷たい海水のせいであって、「まさか食べられているとは思っていませんでした」とザ・エイジ紙に語っている。(参考記事:「美しくも危険な「電気クラゲ」にご用心」

 カニザイ君を診た医師は、寄生虫の検査をして、抗生剤を投与したあと、包帯を巻いたと地元メディアに語った。その時点では、怪我はまだ予断を許さない状態とのことだった。

 いったい何がカニザイ君の脚を食べたのだろうか?

 最初にやり玉に上がったのはウオジラミである。皮膚や血液、あるいはクラゲの幼生などに寄生する甲殻類だ。ふつうは魚に寄生し、傷口を広げて深刻なダメージを与える。ウオジラミは世界中の海におり、ときに人間の水着の中にも入り込む。そうなると、ちょっとかゆくなるぐらいでは済まない。(参考記事:「巨大ザメに触れる衝撃写真に批判相次ぐ」

 カニザイ君の父親のジャロッドさんは、謎の怪我をもたらした真犯人を見つけるべく、ウェットスーツを着こんで現場の海に入り、魚の肉のエサについた小さな生物を網で捕まえた。

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