【動画】戦火に苦しむ中央アフリカ、凄惨な現場

民間の人々が犠牲に、数年にわたる取材で撮影

2017.05.24
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【動画】写真家マーカス・ブリーズデールは、2013年以来、中央アフリカ共和国の痛ましい紛争を記録してきた。人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチやナショナル ジオグラフィックに提供している。(字幕は英語です。残酷な映像を含みますので、ご注意のうえ閲覧ください)

 中央アフリカ共和国は、文字通りアフリカ大陸のほぼ中央にある。フランスとほぼ同じ面積を持ち、金やダイヤモンド、木材といった豊富な資源が存在する一方で、この国に住むのはわずか500万人に満たない人々だ。もっと繁栄していておかしくないのに、現在の中央アフリカは破綻国家と言われている。

 1960年の独立以降、大規模な紛争にも見舞われず、近隣諸国から安全な避難所と考えられていたこの国は、突如として大量殺戮の現場となってしまった。いったいなぜなのか?

 その答えを求めて、写真家のマーカス・ブリーズデールとジャーナリストのピーター・グウィンが中央アフリカを取材してまわった。熾烈な内戦にあえぐこの国では、何千という民間人が犠牲となり、100万人近くが家を追われ、貧弱なインフラは破壊された。ナショナル ジオグラフィック日本版2017年5月号「戦火に苦しむ中央アフリカ」には、その詳しい記録が綴られている。

 何年にもわたる取材を通じて、ブリーズデールは紛争の実情を記録した膨大な量の動画も撮影した。ここで紹介するのは、崩壊した国で暮らす人々の日常と、生き残って復興を果たすという彼らの意思を記録したものだ。

【参考特集】ナショナル ジオグラフィック2017年5月号特集「戦火に苦しむ中央アフリカ」
機能を失った国で、人々は何を思い生きているのか?内戦の構図と、人々の生活を詳しくレポートする。

文=National Geographic Staff/訳=鈴木和博

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