40光年先に地球似の惑星を発見、生命探しに最適

適度に重力のある岩石惑星、そのうえ「太陽の裏庭」ほどの距離

2017.04.20
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

惑星の大気、最初の味見は

 今後、地球外生命の存在を示す最初の証拠が、太陽系外惑星の大気の観測から得られる可能性は大いにある。それは、ふつうでは考えられないような大気組成や、通常の過程で説明できない分子の存在によって示されるだろう。

 ディットマン氏のチームは、すでにハッブル宇宙望遠鏡を使ってLHS 1140bを調べていて、年内にチリの望遠鏡で同様の観測をしたいと考えている。(参考記事:「ハッブル宇宙望遠鏡 50の傑作画像」

 けれども彼が本当に期待しているのは、今後数十年で利用が始まるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、巨大マゼラン望遠鏡、欧州超大型望遠鏡などの最先端の大型観測装置を使って、メタン、オゾン、二酸化炭素などを探すことだ。

 ディットマン氏は、「おそらく次の10年で、私たちは太陽系外惑星の大気の最初の味見をすることになるでしょう」と語る。

「観測結果の意味や、大気中にその気体が含まれるようになった原因を検討するには、もう少し時間がかかるでしょう。けれども、少なくともデータは近いうちに手に入ります。そのときが本当に楽しみです」

文=Nadia Drake/訳=三枝小夜子

  • このエントリーをはてなブックマークに追加